interview
Y・K
開発部
2009年入社 経営学部・経営学科 卒業
担当している仕事内容について教えて下さい。
仕事で1番忘れられないエピソードは?
開発部になって初めて担当したアイテムがトヨタのRAIZE Rocky(ライズ・ロッキー、以下ライズ)専用の「センターコンソールドリンクホルダー」でした。サイドブレーキの横に設置して、ドリンクとスマホ、小物等が収納できる商品を目指して取り組み始めたのですが…そもそもどのように進行すればよいか開発の流れがわからない。自分の想像以上に車両側への干渉、操作時に支障が出て修正を何度も繰り返しました。着手から7ヶ月後、ようやく発売。デビュー作の余韻に浸る間もなく、次の商品へのアイデア出し、他の開発商品の進行に追われる日々でした。
そんな中、目をつけたのはハイエースのエアコンドリンクホルダー。車両の発売から6年以上経過していたため「今さら専用品を出すの?」という声も社内にはありましたが、企画開発のベテランの先輩からの後押しもあって商品化を目指しました。発売後、不安ながらレビューを見ると「使いやすい」などの高評価が多数!ネットでの先行発売後に口コミで評判が広がったようです。いづれも思い出深い商品です。
そんな中、目をつけたのはハイエースのエアコンドリンクホルダー。車両の発売から6年以上経過していたため「今さら専用品を出すの?」という声も社内にはありましたが、企画開発のベテランの先輩からの後押しもあって商品化を目指しました。発売後、不安ながらレビューを見ると「使いやすい」などの高評価が多数!ネットでの先行発売後に口コミで評判が広がったようです。いづれも思い出深い商品です。
仕事で大事にしていることは?
「初心を忘れない」。この思いは開発部に異動になった2019年から変わりません。以前は約10年間、商品部にいました。受注管理業務から一転、開発の流れがわからない、金型に関して、素材の特性、提案方法、市場ニーズも理解できない…分からないづくしのスタートに当初は不安ばかりでした。メンバーのやり方を見様見真似で繰り返し、初年度やそれ以降も10アイテム前後を商品化することができました。とはいえ、「これだ!」というアイデアや商品を出し続けるミッションに対し、応えきれていない部分はまだまだあります。そんな時こそ市場調査に行き、商品を使う場所である車をフラットに見る。そして「こんな商品があったら」というユーザー目線で感じた気持ちを持ち続ける。これからもおごらず、くじけずに取り組んでいきたいと思います。
1日のスケジュールは?
日によってやることがまったく違いますので、ある1日を紹介します。
【出勤】
●1日のタスク・スケジュールを確認、朝礼、メールチェック
●進行中の開発アイテムに関わる作業やミーティング等
●ディーラーに出向き車両調査
●カー用品を扱う各種店舗にて売場調査
●商品提案の際の資料等の作成
【退勤】
【出勤】
●1日のタスク・スケジュールを確認、朝礼、メールチェック
●進行中の開発アイテムに関わる作業やミーティング等
●ディーラーに出向き車両調査
●カー用品を扱う各種店舗にて売場調査
●商品提案の際の資料等の作成
【退勤】
入社のきっかけは?槌屋ヤックの社員ってどんな人たち?
大学在学中は自動車部に所属するほど、運転はもちろん、車いじりやカー用品店巡りが好きでした。なので卒業後は車関係の企業(自動車部品メーカー)に就職しましたが、やはり生まれ育った岡崎で、よりユーザーに近い距離で車に携わる仕事をしたいという思いで転職。当社に出会いました。入社から10年以上経ちますが、今なお働き続けられるのは、当社の「人の良さ」に尽きると実感しています。トラブルが起きれば、部署やキャリア関係なく一丸となってフォローする。困っている人や状況を放っておけない社風なんです。ぜひ入社して感じてみてください(笑)
就職活動中の方にアドバイスを一言。
就職活動時は、おそらく人生の中で一番いろんな業界・職種を見ることができる貴重な時間だと思います。私自身も「車」というキーワードで、関連する会社を様々見ました。その中で「ここで働きたい」と心動かされる会社を見つけ、その瞬間を見逃さないことはとても大事です。先入観なく会社や仕事を見て、率直に感じた気持ちは、その後、働く際の原動力になるはずです。車に興味がない人でも、ものづくりが好きで、興味を持って試行錯誤を繰り返す粘り強さと探求心があれば楽しめると思います。当社で働いてみたいという思いを持ってもらえたらなら一緒に頑張りましょう。待っています。
調査と並行して週1回行われるのが企画ミーティングです。商品の仕様やデザインなどを具体的に伝えるためにイラストで表す人もいれば、実際に立体的に作って表現するなど、人によってやり方は様々。私はイラストが苦手なので、手作りした試作品でプレゼンすることが多いです(笑)その後、次長・部長・社長への提案がクリアできたら商品開発スタート。商品デザイン、設計依頼、構造確認(3Dモデル作成依頼・確認)、製品仕様、パッケージ関連等進行していきます。